今回は、娘の不登校について、7月後半から8月の夏休み期間の状況をお話しします。
学童をやめる決断と最後の挑戦
娘は1年生入学前の春休みから学童に通っていました。しかし、5月に学校へ行きたくないと言い始めてからは、学童にもなかなか通えない状況に。たまに行くこともありましたが、基本的には「行きたくない」と拒むことが多く、ほとんど行っていない状態でした。
不思議なのは、春休みのときの初めての学童では嫌がったり泣いたりはしていなかったんです。初日の送りの時は少し不安そうにはしていましたが、迎えの時は楽しそうにしていて、基本嫌がらずに通えていました。
1学期後半の不登校状態が習慣になってしまったのか、夏休みの学童も学校と同じように拒否状態でした。
そのような状況でしたので、学童を7月いっぱいでやめることを決めました。毎月10,000円近くの費用もかかりますし、学童を待機している子どももいることを考えると申し訳ないですし。幸い私の勤務形態が週3日のほぼ在宅勤務であることから、学童をやめてもなんとか子どもの対応が可能と判断しました。
ただ、「どうせやめるなら最後の数日だけでも行ってみよう」と話し合い、7月の最後の5日間程だけ挑戦することにしました。
最後の数日間での娘の劇的な変化
学童挑戦最初の1〜2日間は、朝から泣いてしまい、送るのも一苦労でした。しかし夕方迎えに行くと、「楽しかった」と笑顔を見せてくれました。3日目になると、朝少し寂しそうにはしていたものの、「バイバイ」と手を振る姿が見られるように。そして、4日目には泣きながらもパパとしっかり別れを告げて登園でき、5日目にはとうとう泣かずに学童へ行くことができました。
学童のスタッフの方に娘の様子を聞くと、「登園してしばらくは泣いていたけれど、すぐに泣き止んで楽しそうに遊んでいる」とのことでした。
こうして少しずつ慣れていく姿を見て、「もしかしたらこのまま学童を続けられるのでは」と、このころは楽観的に考えていました。
学童の継続と8月の状況
学童のスタッフの方に相談したところ、娘の状況をとても気にかけてくださり、「8月も継続して通ってみては」と提案していただきました。その結果、8月も引き続き学童に通えることになりました。
8月に入ると、娘は週3日程度のペースで学童に通い、朝泣くこともほとんどなくなりました。学童では友達やスタッフの先生方と楽しい時間を過ごしているようで、帰りには「今日も楽しかった!」と笑顔を見せてくれるようになりました。スタッフの方々の温かいサポートには本当に感謝しています。
2学期への期待と現実
8月、学童へは全く泣くことなく普通に通えるようになっていましたので、「この調子なら2学期には学校にも行けるようになるのでは」と期待していました。学童と同じように、最初は泣いても続けて通えば、学校も少しずつ慣れていけるのではないかと考えたのです。
しかし、2学期が始まると、学校では学童のようにうまくいきませんでした。思ったようには進まず、不登校の状態が続いてしまいました。詳しい話は次回の記事でお話しします。